八王子ダンススクールFANTASY ダイエット日誌⑥
本日のお話は
間違っている「細い」=「可愛い」の落とし穴
たくさんある中から、効果が出やすく長続きする自分に合ったダイエット方法を見つけることは、最も大事でありながら、一番難しいことです。 学生時代、母に「食べたら動きなさい!」とよく言われていましたが、私は「言われなくても、そんなことはわかっているよ!」と言い返していました。 30年前、私が母に言われていた全く同じセリフを娘に言っただけじゃなく、全く同じセリフを娘に言い返されるなんて、びっくりしました。 細くないけど、太ってもいない、至って普通の体型をしている年頃の娘は、食べることが大好きで、「食べたい!でも、太りたくない!でも、食べたい!」と食べるたびに悩んでいます。 そんな姿がとてもストレスになっていそうで、そのうち食べることが罪悪感になってしまうのではないか、心配でした。 コロナ全盛期だった高校2年の夏休み、恐れていたとおり、娘がバイトしていた居酒屋が休業になりましたが、休業補償があったため、自宅で家事全般をやってもらいました。 すると、料理を作ったせいでお腹いっぱいになったのか、「食欲がなくなる」と言った娘が、夕飯を食べなくなってしまいました。 そんな娘が家族と外食すると、食後吐いてしまうようになって、みるみるうちに痩せていきました。 そして、自転車に乗るとお尻に激痛が走るようになり、さらに「体がむくんでだるい」と言い、慌てて病院に連れて行くと、「水中毒」になりかけていました。 「水中毒」だけではなく、細いお尻の骨が何箇所も折れていました。 夕飯を食べなくなってしまった無理なダイエットが、こんなに体に負担をかけていたなんて驚愕しました。 年頃の女の子は特に、誰もが「可愛くなりたい、細くなりたい」と思うはずですが、「細いから可愛い」は間違っています。 間違った思い込みが恐ろしい結果を招き、取り返しがつかないことになってしまい、美味しい食事も台無しになるなんて、悲し過ぎます。 時間に余裕ができた私は、食べることが罪悪感にならないような、ヘルシーな料理を勉強中です。 誰が見ても「可愛い」と思えるのは、幸せホルモンが出てキラキラしている「恋をすること」です。 私はそんな嬉しい日が来ることを楽しみにしている母親です。
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